厳戒態勢の中国北京

6月4日は、民主化を求めるデモ隊と軍・警察が衝突した1989年の「天安門事件」から25年の節目にあたる。

抗議活動の発生や社会的な秩序が乱れる危険を察知し、北京市政府は5月29日、テロや暴動など社会不安を招く行為に対する警戒レベルを市内全域を対象に「2級」に引き上げ、市の中枢機関や繁華街などでは、エリア限定で最高レベルの「1級」を適用し、厳重な警戒態勢に入った。

市郊外では、北京市内につながる道路192カ所すべてに警察官を常時配備し、危険人物の侵入や爆発物の持ち込みを阻止するための厳しい検問を行っている。地下鉄や路線バスも人員を大量に増やしており・・・・・・・・・・・・・・・

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2014年6月2日