北欧諸国が「戦争を生き延びる」ためと称するパンフレットを国民に配布、米国で「ネオ・ナチ集団」が行進、及び中国で繰り返す無差別殺傷事件
1. 北欧諸国が「戦争を生き延びる」ためと称するパンフレットを国民に配布
2025年1月に世界の政治・経済等、各分野に大きな影響を及ぼす米国大統領が交代し、「MAGA(アメリカ合衆国を再び偉大な国にする)」を第一に標榜するトランプ元大統領が返り咲く。
ロシアのウクライナ侵攻は、終焉が見えないどころか、欧米・ロシア両陣営が行なう「代理戦争」と化した戦闘行為が激しさを増している。世界情勢や気候変動の変化が著しい状況の中で、先行き不透明の状況が更に続く可能性が大きい。
直近の懸念事案としては、先週、真相は明らかではないもののロシアと中国の工作によると見られる北欧バルト海に敷設されている複数の重要社会インフラ海底ケーブルの破壊工作事件が起きた。
大規模な通信障害の報告は出ていないが、外部による何らかの「力」によって完全に寸断・破壊されたとみられ、フィンランド国営企業は11月18日、首都ヘルシンキからバルト海経由でドイツまで繋がる光ファイバーケーブルが同日未明に破損したことを公表した。また、スウェーデンの通信会社が、リトアニアとスウェーデンのゴットランド島を結ぶ約218キロメートルのインターネット海底ケーブルも、17日午前に切断されたことを明らかにした・・・・・
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2024年11月25日
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