JITGS Weekly News

今後の中国外政における注目点とカザフスタンなどに対するロシアの思惑

・中国の習近平政権は、「戦狼外交」とも称される強硬路線を堅持しているように見えるが、対米外交においては、現状を維持する柔軟外交を行なう方針と見られる
・ロシアのプーチン大統領は、カザフスタンの政情不安に乗じて、中央アジアでの勢力拡大を狙う
・ウクライナ情勢は現在も解決されておらず、現況は、むしろ緊張が高まっているとみられる

1. 中国・習近平政権が抱える外交政策の諸課題
2月4日の北京冬季五輪開幕まで2週間余となった。直近までの新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」感染拡大の危険性も含め、当該国の内外政には困難さが付きまとっている。習近平主席にとって、当該イベントの成功から、好調な出だしをアピールしていきたいところであるが、足下の危うさも指摘されている。このような中、国内情報筋は、日本との関係を含め、現時点における当該国の対外政策に注目し、以下のとおり分析した・・・・・

※このWeekly Reportは会員様専用(ご契約者様)に配信しております。

2022年1月17日

« »