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中国北西部 オオスズメバチが猛威

中国北西部・陝西省南部にある安康、漢中、商洛の3市(いずれも秦嶺山脈沿い)で7月以降オオスズメバチによる被害が急増している。10月4日現在、被害者は1675人が刺され、そのうち41名が死亡し、今も206名が入院治療を受けており、うち37名が重篤な状態だと言う。

オオスズメバチは9月から10月が繁殖期である為、行動が活発になり、攻撃的になりやすい。特に今年は、猛暑日が続いたこともあり、オオスズメバチのエサとなる虫が大量発生。更に、雨量が少なかったことも要因となっている。大きな被害を出した台風はあったものの、雨の日が少なかった為、スズメバチの巣が落下せず、ハチの生存率が上がってしまったのが要因のようだ。スズメバチは巣に近づいた他者を攻撃する本能が非常に強いが、木の空洞や地下など人が・・・・・・・・・・・・・・・

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2013年10月7日

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