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世界中に拡大続く新型コロナウイルス感染、ロンドン南部で仮釈放中の容疑者によるテロ事件発生等

「危機管理」は、時間的な区分として大きく「事前」と「事後」の対応に分けられる。今回の中国武漢市で発生した「新型コロナウイルス」感染の非常事態は、その拡大状況からも明らかに「事後」における当局者の「初動対応」の誤り、つまり情報発信の遅れ、指示待ちの組織体制等が問題として指摘され、特に2003年に発生したSARSの対応教訓が全く活かされていないことに大きな疑問符が残る。なぜ、どうしてまた起きているのであろうか。毎回配信している新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。厚生労働省は9日までに大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客乗員70人が、新型コロナウイルスに感染していることを明らかにしているが、関係者によると、検査の結果、新たにおよそ60人の感染が確認されたという。クルーズ船の感染者は、あわせておよそ130人に達することになる。
このような中で、世界では、様々な事件が起きている。ロンドン南部ストリ-サムで、2日午後2時頃、20歳の男が刃物で2人を刺して、負傷させるという事件が発生した。男は警察にその場で射殺されたが、実行犯はテロ関連罪で服役中だったところを約1週間前に仮釈放されたばかりで、警察の尾行監視下にあった・・・・・

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2020年2月10日

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