世界に拡散する「イスラム国(IS)」の脅威
イラク政府は7月10日、過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いに勝利したと正式に宣言した。イラク北部モスルがISから解放され、本拠地中東でのISの弱体化が鮮明になったとみられる中、ヨーロッパではISの影響とみられるテロが頻発、さらにIS系組織は東南アジアなどでも台頭しつつあり、総体的に世界を脅かしている。
先のG20ハンブルク・サミット(7月7日~8日)においても、テロ対策については一応の共通項を見出したものの、各論的な対応部分については、米国、ロシア、ヨーロッパ各国間に温度差が見られた。
今回は、IS組織の現況などに触れつつ、困難が続く各国・地域の今後の対応についても触れておきたい・・・・
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2017年7月18日