リベリアでエボラ出血熱終息宣言
世界保健機関(WHO)は9日、西アフリカで広がったエボラ出血熱感染で死者数の最も多かったリベリアで、「今年3月下旬以降、リベリアで新たな患者が報告されていない」として、エボラ出血熱の流行が終息したと宣言した。最後の感染者確認から42日が経過したことを受けての措置で、シエラレオネやギニアなど西アフリカの主要な感染拡大国での終息宣言は初めて。 これを受けてサーリーフ大統領は首都モンロビアにあるエボラ出血熱の患者の治療センターだった施設を訪問し、「これからも感染者をゼロにし続けなければならない」と述べて終息をアピールし、国民には更なる連帯を呼びかけている。西アフリカでは初の感染拡大となった今回のエボラ出血熱流行は2013年12月にギニアで始まり、昨年3月にエボラ出血熱と確認された。WHOによると、死者数(疑い例を含む)は約1万1,000人で、リベリアは最多の4,716人となっている。首都モンロビアにも感染が広がり・・・・・・・・・・・・・
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2015年5月11日