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ラマダン中に注目されたテロ事件の概要とその背景など

中東・アフリカ、東南アジア諸国などイスラム圏の多くの国で、4月1日から(地域によっては2日から)1か月間行なわれていたイスラム歴に基づく断食月(イスラム教のラマダン)が明けた。
この期間、健康な人は日の出から日没までの間、一切の飲食、たばこなども禁欲し、日没後に親族や友人らが集まって食事をするのが伝統的な習慣である。
ラマダン期間中は、イスラム教徒にとって一年で最も神聖な期間とされ、過去の傾向を分析すると、この期間中は宗教心の高まりなどから、イスラム過激派の攻撃やテロが増える傾向にある。
今年も世界中で新型コロナウイルスの変異株の感染拡大が終息せず、更には、ウクライナ戦争の不安定な国際情勢下にあることも影響し、この機に乗じたテロ事件の可能性が懸念されていたが、やはり少なからず、その傾向が見受けられた・・・・・

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2022年5月2日

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