プリゴジン氏暗殺疑惑とパキスタン領内の中国人襲撃テロ多発の実態、 日本国内のインターネット上で行なわれる犯行予告の危険性
1. ロシアのプーチン大統領の粛清再び-プリゴジン氏暗殺疑惑
8月23日夕刻、モスクワからサンクトペテルブルクに向かっていた小型ジェット機が、モスクワ北西のトベリ州で墜落した。乗客乗員10人全員が死亡し、搭乗名簿には今年6月にプーチン政権に反旗を翻し、武装反乱を起こした「民間軍事会社ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏(62)の氏名が含まれていた。
ロシア連邦捜査委員会は27日、現場から収容された遺体のDNA型鑑定の結果、民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の死亡が確認され、搭乗していた10人全員の身元が判明したと発表した。
「“裏切り者”としての暗殺疑惑」も浮上し、プーチン政権の関与も疑われている。
この“墜落”には不明な点が多い。まず、墜落の原因であるが、事故なのか撃墜されたのか、機内に仕掛けられた爆発物の爆発なのか等々、様々な報道がなされている。いずれにせよ、プーチン政権がこれで6月の反乱を過去のものにしようとするのは間違いないということである・・・・・
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2023年8月28日