ハマス最高指導者、ヒズボラ司令官などの幹部殺害が相次ぎ中東情勢が再び緊迫、ソマリア首都のビーチで自爆・銃乱射テロ事件発生
1. ハマス最高指導者、ヒズボラ司令官などの幹部殺害が相次ぎ、中東情勢が再び緊迫
パレスチナのイスラム過激派組織ハマスは7月31日、同組織の最高幹部イスマイル・ハニヤ政治局長が、イランのマスード・ペゼシュキアン新大統領の就任式(7月30日就任)に出席し、テヘラン市内の退役軍人関連の建物に滞在していたところ、就寝中の午前2時頃に同所で攻撃を受け、死亡したと発表した。
ハマスはイスラエルによる攻撃を示唆し、非難した。
大統領就任式にハマス最高幹部を招請したイランは、この殺害事件に大きな衝撃を受け、面子を失い、最高指導者ハメネイ師は、「暗殺に対する報復はイラン政府の義務であり、イスラエルは厳しい罰を受けるだけのことをした」と強く非難、イスラエルに対する報復を宣言した。
イラン外務省も「ハニヤ政治局長の“殉教”がテヘランとパレスチナ、そしてレジスタンスの間を深く、断つことのできない絆を強めることになる」と発表し、治安当局は、事件関係者として20人近くを拘束した・・・・・
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2024年8月5日