ドイツの右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)所属の地方議員住宅で大量の爆発物押収と英国ロンドン警視庁が親パレスチナ団体「パレスチナ・アクション」に反テロ法を適用し、抗議デモ者を逮捕、及び米国・ニューヨーク中心部で再び銃撃事件発生等
1. ドイツの右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)所属の地方議員住宅で大量の爆発物押収
本年2月のドイツ総選挙で、移民排斥などを掲げて国政第2党に躍進し、トランプ米政権の「MAGA」キャンペーンで重要な役割を担い、ドイツ総選挙にも異常な介入を繰り返した起業家イーロン・マスク氏が積極的に支持した「ドイツのための選択肢(AfD)」の地方議員宅で、大量の武器・爆発物が押収されたことが、ドイツ北部メクレンブルク・フォアポンメルン州の警察当局の発表で明らかになった。
同党については、本年5月にドイツ連邦憲法擁護庁が、「AfDの主流派が掲げる民族性や祖先や血筋に基づく理解が自由主義の秩序と相容れない」として、右翼過激派に指定する措置を取り、監視下に置いている。
これに対してAfD側が、その認定の差し止めを求める仮処分を行政裁判所に申し立てたことを受け、同裁判所の裁定が出されるまで同党の「極右政党」との認定は一時停止されている。
ただ、同党の地方議員が、「何故、何のために大量の武器・爆発物を自宅に秘匿していたのか」の重大な疑念は、解明される必要がある・・・・・
※このWeekly Reportは会員様専用(ご契約者様)に配信しております。
2025年8月12日
« 前例のない日米「関税協定」の含意(がんい)とは何か、米国・ニューヨーク中心部マンハッタンの銃撃事件の衝撃と銃社会への注意喚起、及び中国・蘇州で邦人母子襲撃事件が再び発生