トランプ米政権の先鋭施策と側近マスク氏に反発する事件続発、韓国の政局混迷と「朝鮮半島有事」リスクの再認識の必要性、及びパキスタンでの列車襲撃人質事件から見える危険予兆
1. トランプ米政権の先鋭施策と側近マスク氏に反発する事件続発
米政府職員の人数削減や予算カットを進める政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスク氏に対する批判がエスカレートする中、マスク氏がCEOを務める電気自動車大手のテスラの車やショールーム、充電ステーションなどが攻撃の標的とされる事件が全米で続発し、警察が捜査に乗り出している。
テスラは競争の激化やトランプ米政権でのマスク氏の言動に対する反発が原因で、初めて販売減少に転じたが、3月3日、ボストン郊外のショッピングモールで、充電ステーション7カ所が相次いで放火された。
6日にはオレゴン州ポートランドの郊外で、テスラのショールームに対する発砲事件があり、少なくとも7発の銃弾が撃ち込まれ、車3台が破損して窓ガラスが割れ、1発はオフィスの壁を突き抜けてコンピューターのモニターに当たっていた。
また、コロラド州ラブランドでは、1月から2月にかけてテスラのディーラーを狙った破壊行為にかかわったとして、女が器物損壊の罪に問われており、女は車や店のウィンドウに「ナチ」の落書きをしたり、火炎瓶を投げつけたりしたとして逮捕された・・・・・
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2025年3月17日
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