シリア収容のIS戦闘員脱走で懸念される出身者の帰還とIS最高指導者死亡による懸念
米政府のシリア担当特別代表のジェームズ・ジェフリー氏は10月23日、米下院外交委員会の公聴会で、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員100人以上がトルコのシリア進攻による混乱に乗じて拘束を逃れ、行方をくらましたと証言した。組織として壊滅したとされるISの“個”としての今後の動向が注目されている中、当該事案で地域的にも東南アジアでISの影響が大きいインドネシアとマレーシアの公安当局が敏感に反応している。一方で、ISの最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者が、米軍の特殊部隊による急襲作戦により、26日にシリア北西部イドリブ県で死亡した・・・・・
※このWeekly Reportは会員様専用(ご契約者様)に配信しております。
2019年10月28日