イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」関連事案及び「エムポックス(サル痘)」関連情報
1.ドイツ西部のフェスティバルで刃物襲撃事件、容疑者はISメンバーの疑い
ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州ゾーリンゲンで8月23日夜、市政650周年を祝うフェスティバルが開催される中、刃物を持った男が人々を襲い、67歳と57歳の男性、56歳の女性の計3人が死亡、8人が負傷(うち4人が重傷)する襲撃事件が発生した。当時、街は人でごった返しており、23日の無料イベントには推定数千人が集まっていた。
イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は24日、「男はイスラム国の兵士で、パレスチナをはじめとする世界中のイスラム教徒のために復讐として攻撃を実行した」との犯行声明を出した。
ドイツ警察は24日、事件に関連して、実行犯と疑われる男を含め計3人を逮捕した。
検察はISメンバーの疑いがある人物について、ドイツのプライバシー関連法によって姓は明らかにせず、「イッサ・アル・H」と名前のみを発表した。容疑者はシリア国籍の26歳で、自ら出頭し犯行を認めたという。
当局は、殺人、殺人未遂、及び「国外のテロリスト集団に所属している強い疑い」に関して捜査を進めているが、容疑者とISとの間に密接な関係があるかどうかははっきりしていない・・・・・
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2024年9月2日