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イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の現況

組織としては崩壊したISだが、戦闘員の主戦場は世界へと広がりを見せる。ISの指導者は、2016年ごろから外国人戦闘員に対し、自国で敵と戦うよう勧め始めたことは、これまでに紹介してきたが、イラク国内においてもIS勢力の芽は摘みきれずにいる。海外情報筋は最近注目されるISの関連動向につき、次のように伝えている。
<イラク国内におけるIS勢力の脅威評価>
ハイダル・イラク首相は昨年12月9日、「イラクの地はIS勢力から完全に解放された」と宣言したが、現在も続くテロ攻撃の様相を見ると、この勝利宣言が時期尚早だったことが分かる。特に懸念されるのが、経済的な要地であるキルクーク(キルクーク県に属するイラクの都市)近郊でのテロ攻撃である・・・・・

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2018年3月19日

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