イスラム教断食月(ラマダン)期に乗じた直近のテロ関連事件など
近年、ラマダン期とラマダン明けの祭り(イード)など、ラマダン期の前後にテロ事件が多く発生している傾向にあることは既配のとおりであるが、先週も世界各地でテロやテロ未遂事件が発生している。日本においても様々なテロ形態に触発された模倣テロが発生しないとも限らず、その危険性にも注意を要する。
米ニュージャージー州の連邦地検は22日、ニューヨークにあるトランプタワーとイスラエル領事館を爆破するとソーシャルメディア上で脅迫した同州バスキングリッジ地区在住出身のジョナサン・シー容疑者(20)を逮捕した。同容疑者は、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム過激派組織ハマスの軍事部門「イザディン・アルカッサム(カッサム旅団)」の支持者とみられている。同人にはテロ組織への物的支援を試みた罪2件と偽証罪、米諸州間の通商に対する脅迫文を送信した罪が問われている・・・・・
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2019年5月27日