イスラム教ラマダン（断食）期のテロ攻勢
５月２２日の英国マンチェスター・テロ事件もそうであるように、世界ではＩＳやタリバンによるラマダン前の
テロ攻勢が続いている。それは、イスラム教ラマダン（断食）期を見据えた諸組織によるインターネットを通じた呼び掛けに呼応したものもあるとみられる。特に、イスラム教徒にとってより崇高かつ大事な断食の時期に“自爆行為”がより尊厳なものであるかのような教えに恭順した若者らが、自爆テロなどの実行に同調している、まさにこれまでのテロ実行犯の教義に洗脳された事例と同様の足跡をたどっている。
先週、相次いで起きたテロ事件は次のとおりである・・・・・
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2017年5月29日