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イスラエル・UAEの国交正常化合意交渉とイスラム過激派組織によるテロ活動再燃

(主要点)
・ホワイトハウスが主導したイスラエル・UAEの国交正常化合意交渉
・電話会談による合意で、最終合意文書の正式署名には、今後、紆余曲折
・イスラム過激派組織によるテロ活動が再燃の兆し

1.イスラエル・UAEの国交正常化合意のための正式署名に向けた交渉へ
1948年のイスラエル国家樹立以降、「パレスチナの大義」を盾にした「アラブの大義」の潮流に大きな変化が生じている。世界情勢の変化と中東世界の指導者の世代交代によって、これまでの4次の中東戦争を経ても未だに解決していない、所謂「中東和平問題解決」の構築に新たな突破口が開かれようとしている。
トランプ大統領は13日、「イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交を正常化することで合意した」と発表し、その外交的成果をアピールした。イスラエルとアラブ諸国の中で正式に平和条約を結び、外交関係を樹立し、大使館を設置している国は、1979年のエジプト、そして1994年のヨルダンの二か国だけである・・・・・

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2020年8月17日

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