アメリカ国務省 世界各地のテロ活動に関する２０１５年版報告書
アメリカ国務省は２日、国際的なテロリズムの動向に関する２０１５年版報告書を公表した。
報告書によると、２０１５年に世界で発生したテロの件数は１万１,７７４件で前年比１３％減、死者数は２万８,３２８人で前年比１４％減となったものの、テロの脅威は「急速に発展し、分散・拡散している」としている。
過激派組織「イスラム国（ＩＳ）」については、シリアやイラクでの能力や支配地域は１５年春に最盛期に達したものの、米軍など有志連合による空爆やイラク軍など地元部隊の攻勢を受けて衰退し、同年５月以降、イラクでは支配地域の４０％、シリアでは支配地域の１１％を失ったと分析、これに伴って支配地域から強奪している資金源も先細っているという・・・・・
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2016年6月6日