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アゼルバイジャンで武力衝突

旧ソビエトのアルメニアが事実上支配するアゼルバイジャン西部のナゴルノカラバフ自治州で、アゼルバイジャンとアルメニアが武力衝突し、これまでに双方の兵士合わせて30人が死亡した。

アゼルバイジャンとアルメニアの間では、旧ソビエト時代の1988年に、アルメニア系住民が多数を占めるナゴルノカラバフ自治州のアゼルバイジャンからの帰属替えを巡って対立が激しくなり、ソビエト崩壊の前後にアルメニア系住民がナゴルノカラバフ独立の動きを強めると、両国の間で武力衝突が激しくなった。1994年に、両国と繋がりの深いロシアの仲介で停戦に合意するまでに、およそ2万人が死亡し、数十万人が難民になったと伝えられている。ナゴルノカラバフ自治州はその後もアルメニアの後ろ盾を受けて独立を主張し、アゼルバイジャンの支配が及ばない状態が続き、散発的な戦闘が続いていた・・・・・・・・

2016年4月4日

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