「米国大統領選挙」に向けた動きと通信アプリ「テレグラム」創業者逮捕など
１．「米国大統領選挙」に向けた動き
アメリカ合衆国大統領選挙を１１月５日に控え、与党・民主党の全国党大会が、８月１９日～２２日までの４日間、イリノイ州シカゴで行なわれ、大会最後の演説登壇者として登場したハリス副大統領が、「人々を代表し、人々のために、指名を受諾します」と述べ、正式にバイデン大統領に代わる民主党大統領候補としての指名を受けた。
民主党は、党大会を目前に途中退場した形になったバイデン大統領の後を受け「ハリス氏に後継を託した」形であるだけに、「挙党一致」を前面に打ち出し、そのうえでハリス氏は「私たちは後戻りしない」と訴え、共和党トランプ陣営との対比を繰り返し、全面対決の決意を表明した。
今回、民主党の選挙戦略チームは、６月２７日に行われたバイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会後、バイデン氏の発言対応、年齢、健康状態等から民主党の大統領候補者で良いのかの懸念が党内で噴出、さらには７月１３日に起きた「トランプ暗殺未遂事件」で大統領選の潮流が共和党に有利に働くことを強く危惧し、迅速な党内の危機意識と結束を求めたことは明らかであろう・・・・・
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2024年8月26日