「処理水」放出による日本への抗議とその「リスク対応」及び、イスラム過激派組織「JI」の現況、 デンマークにおける麻薬取引ストリート閉鎖の意味と影響等
1. 福島原発の「処理水」放出による日本へ抗議とその「リスク対応」
東日本大震災による東京電力福島原子力発電の事故から12年5カ月余、同社は8月24日、政府の決定を受けて福島第1原発に溜まった汚染水を浄化処理した「処理水」の海洋放出を始めた。
処理水の保管タンクの限界という危機は避けられることになったものの、放出に係る計画では、廃炉完了までの約30年間の期間を要する予定である。
この放水に関しては、中国からの嫌がらせや、水産物への風評被害等が課題として挙げられているが、韓国では最大野党「共に民主党」が日本批判のトーンを一段と高めている。野党支持層はインターネット上で「ノージャパン(日本不買)」運動を展開し、「共に民主党」、「正義党」、「基本所得党」、「進歩党」の野党4党と「日本放射性汚染水海洋投棄阻止共同行動」は8月26日、ソウル市中区のプレスセンター前で7,000人規模の「汚染水放出反対」集会を行なった・・・・・
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2023年9月4日
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