「中国を背景とするサイバー攻撃グループ」への注意喚起と、米国での集団略奪事件の実態及び、未だに続くパキスタンでの自爆テロ事件
1. 注意喚起が繰り返される「中国を背景とするサイバー攻撃グループ」とは
「警察庁」と「内閣サイバーセキュリティセンター」は9月27日、米国連邦捜査局(FBI)及び米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラ庁(CISA)などと共に、中国を背景とするサイバー攻撃グループ「Black Tech(ブラックテック)」が、日本を含む東アジアと米国の政府や企業などを標的に攻撃を仕掛けているとして、注意喚起の文書を公表した。
このグループは、2010年頃から日本を含む東アジアと米国の政府や電気通信などの分野を標的に「情報窃取」を目的とするサイバー攻撃を繰り返しており、本案件について警察庁は、「日本の政府機関や民間企業等に対して行なわれた攻撃にも、同グループの関与が疑われるケースが確認できている」としている・・・・・
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2023年10月2日
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