「ファイブ・アイズ」の意味とは?及び、ベルリン高速道路での車両による突撃テロと、中国による台湾へのサイバー攻撃
(主要点)
・今次「ファイブ・アイズ」の結束がさらに強まり、覇権主義的で強硬な姿勢が目立つ中国に対抗していく動きが顕著に
・ベルリン市内の高速道路で、男が連続衝突事故を起こす-イスラム過激思想に基づく「他の車両に対する故意の攻撃」の可能性
・中国のハッカー集団が台湾当局のネットワークに侵入するサイバー攻撃相次ぐ
1.「ファイブ・アイズ」の意味と日本との関連性
米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英語圏5か国は、これまで米・英を中心に情報保護を担保する「UKUSA協定」を結び、通信傍受網で得た機密情報を共有し、安全保障に生かす「ファイブ・アイズ」(五つの目)と呼ばれてきた。
この「UKUSA協定」とは、アメリカ合衆国の国家安全保障局やイギリスの政府通信本部など5か国の諜報機関が世界中に張り巡らせたシギント(通信、電磁波、信号等の、主として傍受を利用した諜報・諜報活動)の設備や盗聴情報を、相互利用・共同利用する為に結んだ協定のことである・・・・・
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2020年8月24日