「イスラム国」（ＩＳ）が崩壊するも、元戦闘員が世界に拡散
２０１４年に国家の樹立を宣言した過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）は、米国主導の有志連合などによる攻撃を受ける中、実行支配していた都市や地域を次々と失い、「首都」ラッカの陥落をもって事実上崩壊した。とはいえ、出身国に帰国した元戦闘員も多く、今後ともこれらによるテロ活動が懸念される。
ＩＳは、ここ数か月の間に支配地域の多くを失い、本年７月１１日には最大の拠点だったシリア北部のモスルが制圧されたのに続き、１０月１８日には同北部の「首都」ラッカが陥落し、事実上崩壊した・・・・・
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2017年10月30日