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台湾の頼新総統就任に向けた中国の注目される動き、EU域内へも拡散した「親パレスチナデモ」の現況と危険性

1. 台湾軍が新総統就任前後の中国の動きに備え

台湾の次期総統、頼清徳氏が、総統就任時期とされる5月20日前後の中国の動きに警戒する姿勢を顕著にしている。

頼氏は、「台湾の独立を宣言する必要はない」としつつも、“慎重派”と言われる現在の蔡英文総統政権よりも“大胆である”とされ、“挑発的”と言われていることから、頼氏の今後の対中政策が注目される。

頼政権の対中政策は、日本を含めた周辺国はもとより、地政学上の問題や、米中関係にまで影響を及ぼす重要かつ繊細な問題を含んでおり、重要な要素となる。特に頼氏の政策として注目される「日米及びEUとの関係を進化させる」との姿勢に対し、中国は「台湾の独立を認めない」とする立場をとっており、現在も「台湾海峡」の緊張は続いている。

このような中、台湾国防部(国防省)の柏鴻輝副部長(副大臣)が5月8日、立法院(国会)で記者団に「我国の軍隊は5月20日前後に全ての必要な戦闘準備態勢を維持し、相手側による地域の平和と安定の破壊に細心の注意を払う」と述べ、「台湾海峡とその周辺での中国の軍事活動はインド太平洋地域全体の不安定化を招いている」と、中国を非難している・・・・・

 

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2024年5月13日

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