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イスラエルによる対イラン奇襲攻撃による報復攻撃で中東地域に再び暗雲、米国ロサンゼルスの抗議デモが各地に拡大し分断の深化と政治的対立へ、及び米国ミネソタ州で民主党所属議員の暗殺・未遂事件発生等

1. イスラエルによる対イラン奇襲攻撃による報復攻撃で中東地域に再び暗雲

イスラエルによるイラン奇襲攻撃が行われた6月13日金曜日は、イスラム教の安息日であった。イランの精鋭部隊「革命防衛隊(IRGC)」のサラミ司令官、イラン軍のバゲリ参謀総長ら軍事部門の指導者や、アバシ元原子力長官ら核開発科学者ら9人がイスラエルの攻撃で殺害され、イラン全土100か所以上のナタンズをはじめとする核開発・ウラン濃縮施設や弾道ミサイル製造拠点、そして防空システム網が破壊された。イラン空域を管制下に置いたイスラエル空軍の攻撃は現在も継続している。

これに対して、イラン側もイスラエルの商都テルアビブをはじめとする主要都市などにドローンや弾道ミサイルによる報復攻撃を行い、軍事施設などの標的攻撃を展開し、交戦状態に入った。

イスラエルでは終日空襲警報が鳴り、「非常事態宣言」下での国防態勢が敷かれている・・・・・

 

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2025年6月16日

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