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民主派デモが依然として続くタイの現況と今後の見通し

タイで8月中旬から続いている反政府デモが、一向に終わる気配を見せない。大学生などの若者を中心にデモが行なわれ、連日のように現政権や王室の批判を続けている。タイではこれまでも、軍によるクーデターが繰り返され、重大事案が起こる度に政変が起こってきた。

1.直近のデモ事例
(1)11月17日午後、バンコクの国会議事堂周辺で、軍事政権の流れをくむプラユット政権の退陣、民主的な新憲法の制定、王室改革などを要求する民主派のデモ隊数千人が、治安部隊や王党派のデモ隊と衝突し、双方で数十人が負傷した。
治安部隊は国家議事堂前にバリケードを築き、民主派デモ隊に催涙ガスを放ち、高圧放水を浴びせるなどしてデモ隊を排除した。別の場所では、王党派のデモ隊と民主派のデモ隊が衝突し、双方が瓶や石などを投げあった。国会では同日から憲法改正に関する審議が始まったが、デモ隊と治安部隊の衝突を受け、一部の国会議員は国会議事堂裏のチャオプラヤー川から船で脱出した・・・・・

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2020年11月30日

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