JITGS Weekly News

中米でコレラが大流行

メキシコ保健省は、25日、コレラ菌(Viblio Cholerae)O1、血清型Ogawaに感染した患者が新たに4人発生したと発表した。このうち3人は、ベラクルス(Veracruz)州、他1人は、イダルゴ(Hidalgo)州からであると報告された。
メキシコでは、今年9月に集団感染が発生して以降、これまでにコレラ菌に感染したと確定された患者は184人とされおり、このうち1名が死亡している。確定患者のうち、160人はイダルゴ州、11人はベラクルス州、9名はメヒコ(Mexico)州、2名は連邦区、2名はサン・ルイ・ポトシ(San Luis Potosi)州で発生した。
メキシコ保健省は、調査を強化し医療機関で質の高い治療を確保していくと述べると共に、各地域での基本的公衆衛生や飲み水の確保を実施してきている。更に、市民に対し、「安全な水や食品を利用するように」とスペイン語と先住民が使っている言葉で啓蒙活動を行い、様々なレベルのヘルス・ケア・システムの専門家がコレラの予防と治療の教育を受けてきていることも伝えている。

今回の地域におけるコレラ感染は、2001年に確認されて以来初めてである。今回、メキシコの患者から採取されたコレラ菌の遺伝子分析によると、・・・・・・・・・・

※このWeekly Reportは会員様専用(ご契約者様)に配信しております。

2013年12月2日

« »