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ロシア民間警備会社「ワグネル」の実態、及びイランのISテロ事件の真相等

1.ロシア「ワグネル」の実態

ウクライナ戦争は今や泥沼化し、大勢の市民の国外への避難も継続されている。また、ロシア外務省は 「ウクライナによる『汚い爆弾』の開発能力」と題したフェイクともとれる画像を掲載するなど、このサイバー情報戦の特異な戦争は拡大化の一途を辿っている。このような中、ウクライナ戦線をはじめ、中東・アフリカ地域の資源国にまで触手を拡大し、暗躍するロシアの「ワグネル」なる民間警備会社であり傭兵組織の動きが耳目を集めている。

(1) ロシア軍の直接的な関与を否定する隠れ蓑が本質

ワグネルはロシアで最も有名な傭兵組織で、プーチン大統領との緊密な関係を有し、「プーチンの影組織」とまで言われている。ウクライナで最初に存在感を示したのは2014年で、東部のドンバス地方をロシアが奪取しようとした時のことである。ロシア軍の兵士よりも傭兵の方が、「分離主義者の戦士」だと名乗って通用する可能性が高く、以降、ワグネルは内戦が続くシリア、リビア、マリ、中央アフリカ共和国など多くの国々に重武装の傭兵を展開しており、スーダンや南米ベネズエラにも出没している・・・・・

 

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2022年10月31日

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