JITGS Weekly News

継続するサイバーセキュリティの脅威とオリンピックの亡命事案など

・「東京オリンピック・パラリンピック」に乗じて利益を得ようとするサイバー攻撃の脅威が高まり、様々なフィッシングサイトの存在を確認
・新型コロナウイルス「デルタ株」の感染が増加傾向するイスラエルで3回目の大規模接種を実施    
英国でも来月から3回目の接種を開始する予定の中、イスラエルや米国でワクチン忌避が問題に
・東京五輪でベラルーシの選手がポーランドに亡命

1.サイバーセキュリティの危険性 
「東京オリンピック」の閉会式が8月8日に行われ、8月24日から9月5日まで「東京パラリンピック」が開催されるが、このイベントに乗じて利益を得ようとするサイバー脅威主体による攻撃のリスクが高まっている。
米連邦捜査局(FBI)は7月中旬、東京オリンピックに対するサイバー攻撃の可能性について警告を発したが、その直後に、同イベントのチケット保持者やボランティアの個人情報がサイバー攻撃によって漏洩し、ネット上に流出したことが明らかになった。日本当局はこれを認めたが、「大規模なものではない」として、その影響を重視しなかった・・・・・

※このWeekly Reportは会員様専用(ご契約者様)に配信しております。

2021年8月10日

« »